小児歯科・小児矯正
このページの目次
- 1 お子様の将来を考えた小児歯科・小児矯正を心がけています
- 2 お子さまが不安なく歯科治療に取り組めるように
- 3 お子様の虫歯予防対策について
- 4 お子様の歯並び・噛み合わせを改善する小児矯正治療
- 5 お口が開いたまま(ポカン口)になっていることで生じる問題
- 6 小児矯正を始めるタイミングについて
- 7 小児期に矯正治療を始めるメリット
- 8 小児矯正で使用する矯正装置について
- 9 小児矯正治療の流れ
- 10 小児矯正治療で歯並び・咬み合わせを改善した症例
- 11 ガタガタの歯並びを小児矯正治療で改善した症例
- 12 ムーシールドと拡大床で反対咬合・全体的な歯並びを改善した症例
- 13 兵庫県明石市で痛みに配慮した小児歯科・小児矯正をご希望の方へ
お子様の将来を考えた小児歯科・小児矯正を心がけています
スター歯科クリニック明石駅前院では、お子様が大人になって歯やお口の事で悩むことのないよう、今の状態だけでなく将来を考えた予防や治療を心がけております。お子様が前向きに治療に取り組めるよう、処置に伴う痛みはもちろん、精神的な負担にも配慮し、お子様の気持ちに寄り添った診療に努めております。
お子様連れにも嬉しいキッズスペース完備
スター歯科クリニック明石駅前院では院内にキッズスペースを完備しておりますので、治療までの待ち時間もお子様が退屈することなく楽しくお過ごしいただけます。
親子でご来院の方もご安心ください。
お子さまが不安なく歯科治療に取り組めるように
幼少期の歯科治療は、その後の歯医者さんとの付き合い方にも大きな影響を与えると考えています。例えば、歯科医院に対して「痛い・怖い」というイメージがつくと、歯が痛いなどの自覚症状を感じながらも、なかなか治療への一歩が踏み出せないため、症状が悪化してしまう可能性が高くなります。当院では治療に伴う痛み・精神的な負担の緩和を心がけ、お子さまが歯科恐怖症にならないよう、そして不安なく歯科治療に取り組めるよう努めています。
緊張感や恐怖心を緩和します
初めて歯科治療を受ける場合や前回の治療から期間が空いた場合は、お子様も緊張や不安でいっぱいになります。そのため当院では、まずはお子様とコミュニケーションを取り、緊張や不安を和わらげてから治療を開始いたします。
治療内容をお子様にもお伝えします
親御さんだけに治療内容をお伝えすると、「今日は何をするのかな?」「痛いのかな?」とお子様は不安な気持ちが強くなってしまいます。そのため当院では、お子様本人にもお口の中の状態や治療内容についてできるだけ分かりやすく説明を行い、納得いただいてから処置を行うようにしております。お子様の治療に同伴いただけます
小さなお子様の治療では、親御さんが付き添いいただける親子診療に対応しております。一人で歯科治療を受けるのは、不安や恐怖でいっぱいになります。親御さんが隣で見守ってあげることによって、お子様の不安や恐怖が緩和され、リラックスして治療を受けることができます。
治療に伴う痛みの軽減
子供が歯医者さんを苦手になる1番の原因は処置に伴う痛みです。当院では、痛みを伴う処置の際は事前に麻酔注射を行いますので、ほとんど痛みなく治療が可能です。また、麻酔注射についても極細針の使用や表面麻酔など、極力痛みを抑えるよう対策を行っています。
お子様の虫歯予防対策について
子どもは歯の抵抗力が低く、さらにセルフケアも上手に行えないため、虫歯になりやすく、進行も速いという特徴があります。当院ではお子様が将来、歯やお口のことで悩まないよう、小児期からの虫歯予防に力を入れております。定期検診や治療の際には、必要に応じて下記の虫歯予防対策を実施いたします。
フッ素塗布
子供の歯は歯質が未成熟のため、虫歯リスクが高いという特徴があります。そのため、高濃度のフッ素を歯面に塗布して歯質を強化します。フッ素は虫歯菌の活動を抑制したり、再石灰化を促進する働きがあるため、小児期の虫歯予防におすすめです。
シーラントの実施
乳歯の奥歯や生え変わったばかりの永久歯は歯の溝が多いため、そこへ汚れが溜まり、虫歯リスクを高めてしまいます。シーラント充填は、フッ素配合の樹脂で歯の溝を埋めて清掃性を高めることにより、虫歯リスクを軽減することができます。
適切な歯磨き方法の指導
虫歯予防は毎日のセルフケアが重要です。磨き残しなどを減らし、きちんと歯磨きができるよう、必要に応じて適切な歯磨き方法を指導いたします。また、親御さんの仕上げ磨きのレクチャーやケアグッズのアドバイスなども行っております。
お子様の歯並び・噛み合わせを改善する小児矯正治療
歯並びは遺伝などの先天的な要因をはじめ、顎骨の発育不良や悪癖・悪習慣、虫歯・歯周病などの後天的な要因などによって乱れてしまいます。特に近年では食べ物などの軟化や口呼吸などの悪癖によって顎骨が正常に発達せず、顎骨と歯の大きさが不釣り合いとなり、歯並びや噛み合わせに問題を抱える子どもが増加傾向にあります。
スター歯科クリニック明石駅前院では、顎骨の発育を阻害・歯並びを乱す悪習慣の改善、顎骨の拡大など、お子様の成長を利用した無理のない小児矯正治療を実施しております。
歯並びを悪くするお子様によく見られる悪習慣
- 口呼吸をしている(ポカン口)
- 指しゃぶり
- 姿勢が悪い
- 歯ぎしり、食いしばり
- 頬杖をつく
お子様の歯並びで気になる部分はありませんか?
お子様の歯並びについてどのタイミングで治療を開始したらいいのか悩まれる親御さんは少なくありません。小さいお子様の場合、顎骨が発達する前に治療を行えば、抜歯のリスクや後戻りが少ない矯正治療が可能になります。
そのためには成長期に入る前の早い段階で歯が生えるスペースを整えておくことが大切です。当院では、お子様の成長に合わせた歯並び改善や予防処置を行っていきます。
歯科検診で、歯並びを指摘された方やお子様の日頃の習慣で気になることがある場合は、お早めに当院までご相談ください。
お口が開いたまま(ポカン口)になっていることで生じる問題
お子様が「お口が開いたまま」になっていることはありませんか?お口が開いたままになっていると下記の症状を引き起こしやすくなります。
むし歯になりやすくなる
唾液はむし歯菌などの口腔内細菌の繁殖を抑制させる役割があります。口が開いたままになっていると乾燥で唾液の分泌量が減ってしまい、細菌が繁殖しやすい環境となるため、むし歯になりやすくなります。
風邪にかかりやすくなる
お口が開いたままになってしまうお子様は口呼吸をしている場合が多いです。その為、菌を含んだ空気を吸い込んでしまい、感染症に罹患するリスクが高くなってしまいます。
顔が歪む可能性がある
成長期の段階で口が開いた状態が続くと、口周りの筋力がや顎骨の発達不全が起こり、顔の歪みが生じるリスクがあります。
歯並びが悪くなる
悪習慣があると舌を正常な位置でキープすることができないため、出っ歯やすきっ歯などになってしまう可能性が高くなります。
小児矯正を始めるタイミングについて
スター歯科クリニック明石駅前院では、無理のない矯正治療を実施するため、お子様の年齢やお口の状態を考慮し、適切な時期・治療方法をご提案していきます。
第一期矯正治療 5才〜12才頃
永久歯が生え始めて乳歯と混在する時期を「混合歯列期」といいます。永久歯が正しい位置に生えるように土台となる上顎・下顎の成長を促しながら、口まわりの筋力トレーニングを行うことで、歯並びが整う環境づくりを行っていきます。
第二期矯正治療 12才頃〜成人
永久歯が生え揃った時期を「永久歯列期」といいます。第1期から矯正治療を行っている場合は仕上げの段階となり、矯正装置によって整えてきた土台(上顎・下顎)に永久歯を正しい位置へと移動させていきます。(※第二期矯正治療は成人矯正と同じです)
小児期に矯正治療を始めるメリット
顎の成長に合わせた調整ができる
成長段階での矯正となるため、土台となる顎を正しい位置へと動かすことができる。
永久歯が正しい位置に生えてくる
土台を整えておくことで、永久歯が生えてくるスペースの確保ができる。
将来的な外科手術のリスク軽減につながる
口周りの環境を整えることで受け口など外科手術を要する治療のリスクが軽減される。
小児矯正で使用する矯正装置について
スター歯科クリニック明石駅前院では、お子様の年齢や歯並び、ご要望を考慮し、下記の矯正装置の中から適切なものを選択して歯並びや噛み合わせを改善していきます。
床矯正
一般的な矯正治療は歯列を整えるスペースを作るために歯(永久歯)を抜く必要がありますが、床矯正治療は歯を抜かず「顎を広げて」歯を並べる治療方法です。
取り外しが可能なプラスチック製の矯正装置を使用します。固定式ではないため、食事や歯磨きの時も負担なくお過ごしいただけます。
拡大装置
拡大床(拡大装置)とは、上顎の横幅を拡大して永久歯が綺麗に生え揃うためのスペースを作る装置です。
歯が生えてくるスペースを確保する際に適しています。顎の拡大方法には大きく分けて「急速拡大法」と「緩徐拡大法」の2通りあります。
急速拡大装置
急速拡大装置とは上顎の横幅を広げるための固定式の装置です。比較的短期間で上顎の矯正が行えるのが特徴で、期間としては2週間~2ヶ月程度が一般的です。
緩徐拡大法
緩徐拡大法は1〜2年かけて徐々に歯列を側方・前方に拡大する装置です。子どもの顎の成長に合わせてゆっくりと拡大させるため、痛みなどの負担が少ないのが特徴です。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、永久歯が生えそろった12~13歳頃に治療を開始していきます。基本的に成人矯正と同じで歯面にブラケットを装着してワイヤーを固定し、その力で歯を動かしていきます。
小児でのワイヤー矯正の場合、一般的な成人矯正に比べて治療期間が短くてすむ傾向があり、抜歯が必要になる可能性も低くなります。
マウスピース型矯正装置インビザラインファースト
マウスピース型矯正装置インビザラインファーストは、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」のお子様が対象の矯正装置です。
成長段階のお子様の歯並びにもしっかりと適応し、顎の拡大と歯並びの改善を同時に進めることができます。マウスピースは透明で目立たず、取り外しができるため、お子様も無理なく矯正治療に取り組むことができます。
プレオルソ(歯列矯正用咬合誘導装置)
プレオルソは、小児向けの予防矯正で上下一体のマウスピース装置のことをいいます。永久歯に生え変わる前に開始することで、必要な口周りの筋肉を鍛え、正しい歯並びへと導きます。
装着時間は寝ている間の1時間だけで十分なためお子様への負担も少なく済みます。早い段階で土台を整えておくことで口呼吸などの悪習慣の改善にもつながり、将来的な歯列の乱れ予防が期待できます。
ムーシールド
ムーシールドは受け口(反対咬合)を改善する装置です。就寝時に専用のマウスピースを装着し、口周りや舌の筋肉を鍛え、反対咬合を改善していきます。
咬み合わせが逆のまま成長すると、下顎の骨が過成長しやすい状態が続いてしまうため、早い段階で治療を開始することをおすすめしています。
小児矯正治療の流れ
カウンセリング
まずはお子様の口腔内の状態や日常生活における癖や習慣などをお伺いしていきます。お子様の癖や習慣で気になっていることや不安に思うことがあれば、お気軽にご相談ください。
検査・診断
検査を行い、顎の骨の状態や乳歯、永久歯の状態を確認していきます。
治療計画の説明
検査結果を元にお子様に合った治療方法をご提案していきます。お子様にもわかりやすい説明を心掛けてまいりますので、ご希望や気になることがあれば何なりとお申し付けください。
小児矯正治療で歯並び・咬み合わせを改善した症例
歯並びが悪いことを主訴に来られた患者さまです。骨の中に埋まっている歯があったり内側に入り込んでいる歯があったりといくつか問題がありました。
今回の症例では、まず拡大床を用いて、顎の大きさを広げ歯の萌出スペースを作りました。
その後、ワイヤーを用いて歯の位置を正しい位置へと移動させました。
治療完了
性別・年齢 | 7歳 男児 |
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治療期間 | 5年 |
治療回数 | 60回 |
治療費 | 561,000円(税込)※別途毎月の矯正治療費が必要です |
リスク・注意点 | ・治療期間は歯の状態により異なります。 ・上下の歯の正中の一致はしない場合があります。 |
ガタガタの歯並びを小児矯正治療で改善した症例
歯並びのガタガタした感じが気になるとのことで来られた患者さまです。来院時は永久歯と乳歯が混合している状態でした。
上下顎の拡大
永久歯の萌出スペースが足りないことから顎の成長を補助し、萌出スペースを作るような装置(拡大床装置)を用いて治療を行いました。
上下顎拡大後の口腔内です。今回は口腔内に固定する急速拡大装置を用いて上下顎の拡大を行いました。
上顎前歯の捻じれの改善
上下顎の拡大後は上顎前歯の捻じれを改善するためにワイヤーを装着しました。
全体的な歯並びの改善
永久歯の萌出が進んだため、上顎の歯全体にワイヤーをつけて全体的なバランスを整えました。
治療完了
全体的な歯並びが整ったため、ワイヤーを外して治療完了となりました。
性別・年齢 | 9歳 女児 |
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治療期間 | 2年 |
治療回数 | 30回 |
治療費 | 561,000円(税込) ※別途毎月の矯正治療費が必要です |
リスク・注意点 | ・治療期間は歯の状態により異なります。 ・上下の正中の一致はしない場合があります。 |
ムーシールドと拡大床で反対咬合・全体的な歯並びを改善した症例
前歯の歯並びが気になるとのことで来院された患者さまです。写真から分かるように、右上の前歯の位置関係が逆(反対咬合)になっています。
こちらの患者さまには、取り外しのできる矯正器具(ムーシールド)を装着してもらい、反対咬合が治ったタイミングで拡大床という矯正器具を用いて治療を行いました。
治療完了
主訴である反対咬合、全体的な歯並びも改善されました。
反対咬合は永久歯が生えるタイミングで治る場合もありますが、このままの状態で成長すると下顎の過成長が起きやすくなります。矯正器具(ムーシールド)を使用することで、乳歯のうちに反対咬合の改善が見込めます。お子様の受け口でお悩みの方は一度ご相談いただけたらと思います。
性別・年齢 | 6歳 男児(※治療開始時) |
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治療期間 | 3ヵ月 |
治療回数 | 4回 |
治療費 | 220,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・反対咬合の改善が見られるまでには個人差があります。 ・永久歯列になり追加で矯正治療が必要になる可能性があります。 |
兵庫県明石市で痛みに配慮した小児歯科・小児矯正をご希望の方へ
スター歯科クリニック明石駅前院では、お子様が不安や恐怖を感じることなく治療に取り組めるよう、痛みや精神的な負担に配慮し、お子様の気持ちに寄り添った優しい診療を心がけております。兵庫県明石市で痛みに配慮した小児歯科・小児矯正をご希望の方ぜひ、当院までお気軽にご相談ください。