【確認】神経を失った歯の変色を歯を削らずに改善した症例
神経を失った歯の変色を歯を削らずに改善した症例
こちらの患者様は、他院で矯正治療を受けており、矯正装置を外した際に歯の変色に気づかれ、当院へ来院されました。
初診時には、左上の犬歯が黒く変色している状態が確認できました。
根管治療後・ウォーキングブリーチの実施
歯の神経が死んでいたため、前処置として根管治療を行いました。
根管充填後、歯の内部に専用の薬剤を浸透させ、変色の改善を図りました。使用した薬剤には、35%の過酸化水素が含まれています。
模式図のように、根管充填を行った後、薬剤が歯の根の方向へ過剰に浸透しないよう、コンポジットレジンで保護層を設けます。その後、図の黄色い部分に専用の薬剤を入れ、歯の内側から変色を改善しました。
治療完了
こちらが、治療から2週間後の口腔内写真です。黒く変色していた歯が、周囲の歯に近い色まで改善していることがわかります。
患者さまにも色調をご確認いただいたうえで、歯の裏側をコンポジットレジンで封鎖し、治療を終了しました。
| 性別・年齢 | 20代女性 |
|---|---|
| 治療期間 | 2ヵ月 |
| 治療回数 | 5回 |
| 治療費 | 33,000円(税込) |
| リスク・注意点 | ・処置歯の場合、再度根管治療を必要となります。 ・経年的に色調が後戻りする可能性があります。 ・かぶせ物による治療ではないため、周囲の歯と同じ色調まで改善しない場合があります。(個人差あり) |









