ムーシールドで反対咬合を改善した小児矯正症例
ムーシールドで反対咬合を改善した小児矯正症例
こちらの患者さまは、反対咬合(噛み合わせが逆になっている状態)を主訴に来院されました。
初診時の口腔内写真です。前歯の噛み合わせが逆になっており、噛み合わせが悪いことがわかります。
今回は本格的な矯正治療を行う前段階に使用し、顎の成長を助ける働きがあるムーシールドと言う装置使用しました。ムーシールドには舌を正しい位置に誘導し、お口まわりの筋肉のバランスを整える効果もあります。
治療開始から3ヵ月後
ムーシールドによる矯正治療開始から3ヵ月経過した状態です。噛み合わせが少しずつ改善されていることが確認できます。
治療開始から6ヵ月後・治療完了
ムーシールドによる矯正治療開始から6ヵ月経過した状態です。主訴であった反対咬合(噛み合わせが逆になっている状態)が完全に改善されました。
治療前後の比較
性別・年齢 | 5歳 女児 |
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治療期間 | 6ヵ月 |
治療回数 | 5回 ※定期検診ごとの経過観察 |
治療費 | 165,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・反対咬合の改善が見られるまでには個人差があります。 ・成人になり、再度矯正治療が必要になる場合もあります。 ・あくまでも反対咬合の改善を目的とした装置なので咬合状態の改善後、引き続き矯正治療が必要になることもあります。 |