白濁した前歯を全く削らずに審美修復した症例
白濁した前歯を全く削らずに審美修復した症例
こちらの患者さんは、前歯の白濁が気になるとのことで初診来院されました。
処置前の口腔内写真です。前歯に広範囲にわたり白斑が認められます。
今回は特殊な薬液を用いて、全く削らずに治療を行っていきます。
ラバーダム防湿・白濁の除去
まずは歯面の清掃を行い、ラバーダムを防湿を行います。その後特殊の薬液を用いて、ステップを踏み、白濁を消していきます。
光照射・歯面のコーティング
最後は光照射を行い、表面に薄い樹脂をコーティングして終了です。
治療完了
処置直後の状態です。白濁が綺麗に無くなったことが確認できます。
治療から約半年後
処置後約半年が経過しておりますが、現在のところ、白斑の再出現は認めず経過は良好です。
前歯に白斑がある方から時々相談を受けることがありますが、当院では削らずに治療を行っております。適応がありますが、困っている方は一度スタッフまで相談いただけたらと思います。
| 性別・年齢 | 20代女性 |
|---|---|
| 治療期間 | 2週間 |
| 治療回数 | 2回（経過観察を含む） |
| 治療費 | 1本 33,000円（税込） |
| リスク・注意点 | ・白濁の度合いによっては、完全に白斑が消失しない可能性があります。 ・経年的に再度白濁が出現する可能性があります。 |
