3Dプリンターでコピーデンチャーを作成して義歯新製を行った症例
3Dプリンターでコピーデンチャーを作成して義歯新製を行った症例
こちらの患者さまは、先月に下の義歯が割れてしまって、また割れた時のために新しい義歯を作成希望とのことで来院されました。
新製前の義歯の状態です。右下小臼歯部分に義歯修理跡が認められます。
3Dプリンターでコピーデンチャーを作成
古い義歯に特段問題がなかったため、専用のスキャナーと3Dプリンターを使用して古い義歯を作成し、粘膜の内面適合と噛み合わせをとっていきます。
コピーデンチャーの試適
口腔内に試適し、噛み合わせをとって細かい微調整を行いました。
完成した新義歯を装着
新義歯が口腔内に装着された写真です。噛み合わせの高さ、歯の大きさ、義歯の大きさも古い義歯を踏襲しており、ほとんど調節もなく、違和感もないと好評をいただいております。
左の写真が古い義歯、右の写真が新しい義歯です。形も大きさもほぼ同等に作成を行っております。また、今回は古い義歯が割れてしまったことを踏まえ、内部に補強の金属を組み込みました。
3Dプリンター模型を使用した義歯新製は治療回数、調節回数が非常にすくなくなっており、ご好評いただいております。
義歯新製をご希望の方、現在の義歯にお困りの方、様々な方法、種類での新製方法がございますので、一度スタッフまでお声がけいただけたらと思います。
性別・年齢 | 70代女性 |
---|---|
治療期間 | 約2ヵ月 |
治療回数 | 5回(調整を含む) |
治療費 | 110,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・現在の義歯の状態が良好な方に限られます。 ・状況によっては適応外となります |