下顎前歯の隙間を接着ブリッジで修復した症例
下顎前歯の隙間を接着ブリッジで修復した症例
こちらの患者さまは、下顎前歯の隙間を気にされ来院されました。
隣合う歯に虫歯がなく、「比較的状態が良かったこと」「下顎前歯で大きな力がかからない部位であること」から今回は隣合う歯にセラミックを貼り付ける接着ブリッジを選択しました。
型取り・模型の作成
型取りを行い、模型上での状態です。
歯面清掃~セラミックの接着
まずは歯面清掃を行います。その後、位置がずれないように事前に準備したジグを装着し、セラミックを口腔内に接着します。
今回は右下2番目の歯の裏側に貼り付けるタイプで作製しました。光照射を行い、隣合う歯と接着します。
実際の口腔内に接着した状態です。
治療完了
最終的な咬み合わせ等を調整し、治療完了となりました。
治療前後の比較
歯質を全く削らず治療を行う接着ブリッジは患者さまの満足度も高く、歯にも優しい治療と考えます。ブリッジや部分入れ歯、インプラントしか治療方法がないと言われた方でも部位によっては接着ブリッジの適応になる場合があります。
気になる方は一度スタッフにご相談いただけたらと思います。
性別・年齢 | 40代男性 |
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治療期間 | 2ヵ月 |
治療回数 | 4回 |
治療費 | 接着ブリッジ 154,000円(税込) |
リスク・注意点 | ・隣接歯との接着力に頼るため、適応歯が限られます。 ・極度の大きな力が加わると、欠ける可能性があります。 |