子供の歯科検診はいつ頃から始めたらいいの?
投稿日:2023年8月25日
カテゴリ:スタッフブログ
予防歯科の重要性に関しては、近年多くの方が認識をされていると思います。
その中でよく子供の歯科検診はいつからしたらいいのでしょうか?という質問を受けます。
赤ちゃんは生後半年以降くらいを目安に最初の乳歯が生えてきます。
そこから3歳くらいまでの間に上下左右合わせて20本の歯が生えます。気付いたら虫歯で穴があいていた、ということにならないためにもしっかり予防はしていきたいところですよね。
そこで冒頭の歯科検診をいつから開始した方がいいのか?ということに関してですが、明確な基準はありません。1つの目安として1歳半検診のタイミングがあります。ただ、1歳半のお子様で、お口の中を上手に見せてくれる子の割合は少なく、途中で嫌がったり泣いたりしてしまう子が多いと思います。
それならば、もう少し年齢が上がってから歯科受診をしたのでもいいのではないかと考えられるかもしれませんが、歯科に慣れるということに意味があります。
虫歯が出来てから初めて受診し、歯医者さん=痛くて怖い、といったイメージがついてしまうことで、大人になってからも歯科治療が怖く、痛みが出るまで我慢してしまう患者さんは実は多いのです。
もちろん最初から上手にできる子は少ないので、まずは治療の椅子に座ってみる、お口の中を見せてもらう、歯ブラシで磨いてみる、といった風にお子様のペースに合わせて徐々に出来ることを増やしていきます。
虫歯がない頃から歯科検診(お掃除や虫歯のチェック、歯並びの確認など)を行い、歯科に慣れることで、将来的に虫歯ができてしまっても上手に治療を受けることができます。また早い段階で発見し治療することができるため、削る範囲や痛みも最小限で対応することが出来ることが多いです。
大切なお子様の歯を守るために、歯科受診されていないお子様はぜひ一度受診してみましょう!
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